日焼け止めを選ぶとき、
「なんとなく数字が大きければ効くんじゃない?」
と、わりと安易に選んでいませんか?
日焼け止めは、使う場面により適切なタイプを選ばなければなりません。
日焼け止めに書いてある「SPF」や「PA」は何を意味しているのでしょうか。
紫外線はモノを壊す作用がある
まず、紫外線の害としてモノを壊す作用があります。じょじょにゆっくりと壊していきます。このような経験はないですか?
- ベランダの洗濯ばさみや布団止めのプラスチックが割れてしまった
- 元は赤色だったお店の看板が白く変色している
- 新築の時はキレイだった家の壁が白くなってきた
このように、いつも紫外線を浴びているものは少しずつ壊れていきます。
人間の皮膚も例外ではなく、みなさんご存じのようにシミ・シワ、ハリが失われる原因となります。
紫外線の種類



紫外線は、その波長によりUV-A、UV-B、UV-Cに分けられます。
UV-Aの害



UV-Aは雲や窓ガラスなどを通過して人間の肌に届きます。
同様にUV-Aはお肌の表皮を通過して肌の奥、真皮にまで到達し組織を破壊するため、シワやシミ、ハリが失われるなど老化の原因になります。
UV-Aによる日焼けをサンターンといい、皮膚を守るためにメラニン色素を出し肌が色黒になっていきます。
曇りの日にカーテンを開けっぱなしにするとUV-Aにさらされてじょじょに黒くなっていくため、部屋の中にいてもUVケアを怠ることができません。
UV-Bの害
太陽の光が長時間お肌に直接あたったりすると、UVーBの害で肌が赤くなり痛みや炎症が起こります。
海水浴のあと皮膚が真っ赤になり、風呂に入ると「痛い!」というのはUV-Bのせい。UV-Bの日焼けをサンバーンといいます。
お肌の表面のDNAが破壊されるため、しみやそばかすなどができやすくなります。
UV-Cの害
UV-Cは生物にとって非常に害があるのですが、地球の外のオゾン層により遮断されます。
地球上には届きません。
ただ、近年はオゾン層の破壊やオゾンホールが出来つつあるため、将来的にどうなるかわかりません。
日焼け止め効果を表すPA・SPFは何?



よく書いてある「PA」「SPF」とは何でしょう。
PAが示す効果の意味
PAはUV-Aに対する効き目を表したものです。(+)で表されていますが、以下の通りです。
PAの種類
PA+ | 効果がある |
PA++ | かなり効果がある |
PA+++ | 非常に効果がある |
PA++++ | 効果が極めて高い |
なんだかざっくりしていますね。
UV-Aは夏じゃなくてもある程度降り注ぐため、ちょっとした外出や家でもカーテンを開けっぱなしにしている方はUV-Aの影響を受けます。
雲があっても乱反射して通過するため、肌がUV-Aにさらされてしまいます。
夏じゃなくても、ちょっとした外出でもPAの記載がある軽い日焼け止めでUVケアをしたほうがよいでしょう。
SPFが示す効果の意味
SPFはUV-Bの防止効果を表したものです。
SPF20であれば、UV-Bを20分の1にカットするという意味です。
皮膚が焼け、サンバーンになるまでの時間が20倍ということです。
1回塗ったら1日中効くという訳ではないため、ちょくちょく塗るほうが良いです。
日焼け止めの使い分けはどうすればいいの



日焼け止めはいろいろなタイプが出ていますが、どれがおすすめのタイプなのでしょうか?
ローションタイプは海水浴に最適



一般に販売されているのがローションタイプ。
チューブから出して塗るタイプで、水に強いので、海水浴、汗をかくときに使うと良いです。
なかなか落ちにくいのがメリットでもあり、洗っても落ちにくいのがデメリットでもあります。
クリームタイプは乾燥肌に最適



乾燥肌の方にむいています。油分を配合してあるので、カサカサを防いでくれます。
UV対策と乾燥肌対策を両方できるのがメリットです。
スプレータイプは背中など広範囲に



ローションタイプやクリームタイプでは塗るのが面倒な背中、もも、頭皮などにひと吹きで塗ることができます。
いちいち手で塗りこんでいくのが面倒くさい方におすすめ。
ローションを異性に触って塗り込んでもらうのには不都合。
ジェルタイプはベタベタしない



最近増えてきているのがジェルタイプで、ベタベタしないのですが、泳ぐ時や汗には弱いです。
すぐ落ちやすいのがメリットでもありデメリットでもあります。
普段使いには適しています。
日焼け止め塗り直しは必要?



SPF50もあれば、朝1回塗ればそれでいいんじゃない?と思うのが普通ですね。
SPFの数字に騙されてはいけない
SPF20とSPF40いう2つの日焼け止めがあったとします。
数字は「紫外線を何分の1にするか」という意味ですので
- SPF20が紫外線を防ぐ力:100 – (1÷20) = 95%の紫外線をカット
- SPF40が紫外線を防ぐ力:100 – (1÷40) = 97.5%の紫外線をカット
と、さほど大きな差はないのです。
SPF20とSPF40で倍違うように感じます。
しかし、紫外線カットの効果は95%と97.5%、理論上は微々たる差なのです。
日焼け止めは塗り直した方がよい
SPF40はSPF20の倍の効果があるから、と朝塗って夕方までそのままではいけません。
- 汗をかく
- 汗をぬぐう
- 肌が衣服とこすれる
などの理由で日焼け止めは落ちていきます。
日焼け止めは2~3時間ごとに塗り直ししたほうが効果が持続します。
おすすめの日焼け止め
おすすめの日焼け止めを3つほどご紹介します。
どれも強力に紫外線カットするのと、お肌を色白に保つ成分が含まれています。
ダブルフラーレンモイストUV
NULLウォータープルーフ日焼け止め ジェル
NALCウォータープルーフ UVプロテクト
SPF・PAとは【日焼け止めの種類と選び方】 まとめ
私の世代では、女の子は色白が良い、男の子は色黒がモテる、そんな時代だったような気がします。
しかし現代では女子も男子も色白がモテるようですね。
深田恭子さんや



三浦春馬氏も



47都道府県の「メイド・イン・ジャパン」を巡って得たものとは より引用
どちらも色白で有名で、やはり女子も男子も色白がモテるようです。
最近は紫外線が強くなってきました。
状況にあわせたUVケア対策でしっかりと日焼け止めを塗り、非モテにならないようにがんばりましょう。
コメント
はじめまして^‐^ランキングから来ました!!
毎日日焼け止めは欠かさず塗っていますが、
1回しか塗っていないので、数回塗るように
心がけたいなと思いました!!
参考になりました^‐^
こんにちは。
コメントありがとうございます。
>はじめまして^‐^ランキングから来ました!!
>毎日日焼け止めは欠かさず塗っていますが、
>1回しか塗っていないので、数回塗るように
>心がけたいなと思いました!!
>参考になりました^‐^
いやいやいや、コメントもう5回目くらいですよー(笑)
覚えてくださいよー。
アフィリの調子はどうですか?
こちらは非常事態宣言でがくっとさがりました。
みなさん財布のひもを締めたのか・・・・・・
またよろしくお願いいたします。